Sonata Arctica
フィンランドが誇るメロディック・パワー・メタル・バンド
2000年のデビュー当時、平均年齢若干20歳という若さにも関わらず、デビューアルバムから確かな支持を集める。
彼等の曲に対し、特筆すべきは"音楽がこの上なく美しい"という点であろう。
ECLIPTICAのキャッチコピー『極上の哀愁美溢れる美旋律メロディーの洪水に君は耐えられるか!?』
恐らく多くの人は彼等の奏でる旋律の前に圧倒されるだろう。
そしてもう一つ、言っておかなければならない。
そう、彼等の場合、日本盤限定ボーナストラックが入っているのだが、普通のバンドは「所詮ボーナストラック」と軽くあしらうような曲だが、Sonata Arcticaのボーナストラックは違う。
一周聴き終って「あれ?ボーナストラック合ったはずやけどどれ?」と、歌詞カードを見て初めて気付くような完成度の高さなのだ。
ついでに言うと、彼等の"S"、真ん中の"A"、最後の"A"、シンボルマークがかっこよすぎます。 まだまだ若い彼等にはこれからも挑戦を続けてもらいたい。

ECLIPTICA
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Blank File
My Land
8th Commandment
Replica
Kingdom for a Heart
FullMoon
Letter to Dana
UnOpened
Picturing the Past
Destruction Preventer
Mary-Lou
Sonata Arcticaデビューアルバム。
このキャッチコピー、『極上の哀愁美溢れる美旋律メロディーの洪水に君は耐えられるか!?』正直、店頭で見掛けたときは「大袈裟やろ、これは」と思いましたが、一発KOされました。
まず、一曲目、速攻で疾走のBlank File、ノリも良ければ音楽も良い、もういい!最ッ高!!
この時点ですっかりハマりました。
続く二曲目、三曲目も疾走パート、余韻を残してReplica、物悲しい曲風だけど中盤から一気に疾走、曲風変わるとか最高にカッコイイ!
そして至る所で『I'm Replica』というフレーズ、これが妙に印象に残る。
続くKingdom for a HeartFullMoon共に名曲、特にFullMoonは一度是非聴いていただきたい。
八曲目、UnOpenedの透明感のある曲風、それでいてこの存在感、間奏がどっかで聴いた記憶があるんですけどね、誰か知ってたら教えて下さい、多分SFC系のゲーム曲だった気がします。
十曲目、ECLIPTICA自体をコンセプトと捉えるなら最終曲ですが、七分超という長さにも関わらずストレスを感じさせない曲展開、1stが未だに支持を集めているのもこの曲によるところが大きいだろう。
長い曲なので曲調を変えるのは当然だが、約6分時点からキーボード弾きまくりの疾走パート、それが終わるとしばらくの空白の後、スローテンポで終了、というまさに完璧な構成。
で、オマケとは名ばかりの、中には「このトラックこそSONATA ARCTICA!」という人がいるくらい、熱烈な支持を集めるボーナストラック、ボーナスにも妥協しないSONATA ARCTICAの姿勢がよく表れている。
ECLIPTICAはSONATA ARCTICAのデビューをひときわきらびやかなものにした名盤であることは間違いないでしょう。
彼等の曲、実は歌詞もかなり凝ってるんです。
例えば一曲目のBlank FileはPCオタクに是非歌詞も気にしていただきたい。
「それはお前の最高の友達、お前の部屋の新しい看守・・・・・・あいつらのコンピュータの中には一つだけ空きファイルがある、それが俺だ」
表現、内容素敵過ぎます。
+ジャケがカッコよすぎます。Aのシンボルマークが描かれてるのですが、青を基調としたこのジャケから美しいです。


SILENCE
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...of Silence
Weballegy
False News Travel Fast
The End of This Chapter
Black Sheep
Land of the Free
Last Drop Falls
San Sebastian
Sing in Silence
Revontulet
Tallulah
Wolf & Raven
Respect The Wilderness
The Power of One
Sonata Arctica、2ndアルバム。
アルバムの題、『SILENCE』をテーマにしたコンセプトアルバムのような作りで、透明感のある美旋律は健在。
ただし、『ECLIPTICA』のような衝撃的な曲は少なく、至って落ち着いた感じの曲が中心なため、「一作目の疾走感が好き!」って人は肩透かしを食らうかも。
一曲目、...of Silenceをイントロに、二曲目Weballegyへの繋がりは正に映画のよう。
WeballegyはSONATA ARCTICAの美旋律を象徴するような曲なので必聴!
Weballegyは歌詞面でもかなり良い。
君が生きているなら、君はいずれ死ぬ
時にしがみついて永遠に生きることはない
潮の満ち引き、寄せてはかえす
君は彼女を見付けるために、
それを真実としておかなければならない

こうした詩的な部分もSONATA ARCTICAの良い所。
名曲中の名曲、San Sebastianの疾走チューンを挟み、終了間際の名曲、Wolf & Ravenのキーボード・ギターの交錯は秀逸。
どう考えても狙ったとしか思えない、そしてボーナス・トラックとは思えないRespect The Wildernessへと流れ込み、雨音響くThe Power of Oneで終了。
SILENCEに込められた意味とは、歌詞よりも音楽配置に掛かっていると思う。
疾走チューンは少ない、そしてECLIPTICAほど疾走してないものの、アルバム全体で見ればECLIPTICAと肩を並べるほど。

にしてもSONATA ARCTICAのボーナスはマジで凄いな。
Respect The Wildernessのサビは素晴らしい。
『You are still the No.1(お前は今でもナンバーワン)』このフレーズめちゃめちゃ好きです。
曲自体が環境問題を歌ったと思われる内容で、日本語訳して歌っても十分通用すると思う。
CD内でランクつけるとすればWeballegyと同立一位にしても良い位の出来。
そしてこの曲があるのと無いのとではアルバムの評価がかなり違ってくる。
絶対ボーナストラックにしておくには勿体無い、日本盤の方を是非聴いてほしい。

ところでジャケ、二人の先住民みたいな影が見えるけど、プレデターに見えるのは私だけだろうか?


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